組織文化

経営者は、自社の組織文化に慣れると非常識な当たり前が発生する。

 私が社会に出て仕事に付いた1980年頃は何かあるとというよりも毎日会社の帰りには同僚と飲みに行く光景は当たり前でありそれが社会人としての付き合いであり、仕事仲間との交流が自分を取り巻く小さな社会そのものであり自らの生活を会社にゆだねておれば不自由無く定年を迎えることが出来ると信じていた。

 先輩に飲みに連れて行ってもらいカラオケを歌い同僚の愚痴を聞き若いからこれからだとおだてられ組織の中での人情でお互いを共感し仕事も適当にこなしてまた翌日も飲みに行くのがサラリーマン人生、少し退屈だが楽しくて居心地の良い生活でした。

 今はあまりつるんで飲みに行く機会も減ったし、派遣や出向先の同僚と行こうとあまり思わなくなって家族の元に早く帰りたい、趣味の時間に使いたいと、ちょっと都合が悪いのでと断る若者のほうが増えてきているのではないでしょうか。仕事以外の時間まで会社組織の同僚と過ごすより自由に使わせてくれというのもたしかに当たり前のことである。

 組織の中で明文化されてはいないが組織内での「常識」とでも言う、共有される価値観や慣習に慣れれば自分の身の置き所もわかってこれほど過ごしやすい居場所は無い。
 お互いにかばい合うコミュニティが会社であり続けた時代が先行き不透明な社会のおかげで?崩れてきている、馴れ合いの無い公正な競争が出来るのはいいことだ。短期的な利益にとらわれず進路が明確に導き出せればやりがいも有る。

 人は楽な方向に流れる、面倒なことや苦労が多いことはどうしても省きがちになる、社会の規範に背くことも当たり前になる可能性がある、有益な組織文化のみが発生するとは限らない。
 組織の構成員が作り出す企業文化が正しいかどうか、自らの組織文化の問題点を率直に見つけ出すことが出来る企業が危機管理に優れお客様にも喜ばれる企業となる。

 管理者はそれをコントロールできるのか、自らが社会のルールに背反した行動をとってしまわないためにはどうしたらいいのかたえずチェック出来る冷静な目が必要である。

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投稿者 岡田哲和 : 2007年 03月 27日 16:27

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