商品開発
現代のように成熟した高度消費社会においては、必要なモノは既に揃っているため買うアイテムがそもそも少ない。景気は上昇傾向のようですが、長引くデフレ社会・不況下のせいで、消費者は消費に慎重になってきました。
また、IT化が進み、商品・サービスに関する膨大な情報を瞬時に手に入れて、椅子に座りながら、スペック・最低価格・消費者の声などの情報を手に入れることができるようになりました。その結果。消費者の目は肥え、大量生産された既存の製品に満足せず、自分の求めるものを自分の手で作り出そうとする、生産と消費が一体化した新しいタイプの生活者つまりプロシューマーが現れてきました。そのため多くの企業では、商品開発において、従来の「押し付け」的なものから、生産過程に消費者を参加させるなど、生活者を意識したマーケティングの手法を採用するようになってきています。
殺虫成分を含まず、虫を凍らせて殺すライオンの殺虫スプレー『バルサン氷殺ジェット』。今は引火事故が発生したため自主回収されていますが、その商品誕生のきっかけは消費者の声でした。殺虫剤を使う時、どうしても気になってしまうのが「体に悪いのでは?」でしょう。私も食堂や台所での戦闘中は、どうしても躊躇してしまいます。そういった声から「凍らせる」という案が採用され、子供やペットがいる家庭を中心に高い人気を集めました。
このように飽和状態であった殺虫剤市場の中で久しぶりのヒット商品となったのです。
今回の動画は当店一押しのレギュラーコーヒーの商品開発コンセプトをご覧ください。この商品にも消費者の声が開発に関わっています。
投稿者 植木和也 : 2007年 10月 01日 00:10
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